toe, Rhye
新譜の感想を書くコーナー
----------
toe - Our Latest Number - EP
いやーtoeはいいですねやっぱり。心から好きなバンドなので即100点。
柏倉さんが本当に好きで、ドラムの周りでギターとか鳴ってるっていうイメージで聴いてます。
柏倉隆史:toe, the HIATUS, 木村カエラのドラマー
シンバルで入るとか
歪みでドーンとかしなくても熱くなったり
ズンと来るポイントがわかる曲の流れのうまさ。ありますね。
すごい。
高校の時に友達が教えてくれてどはまりしたので思い入れも深い。
受験勉強のときにかなり聴いてたなー
正直、アルバム毎の変化は捉えられていない(音数減ったかなとかそれくらい)
むしろ良い意味で変化が少ないので安定して聴けますね~
相変わらず低血圧だな~と
#2レイテストナンバーの歌声は伝家の宝刀という感じで...
なんとも言えない暗さ、と思ってたら...
なんだこのPV................
ギターの山㟢さんが番組でPVについて話してるのを見つけたのでどうぞ。
山㟢廣和(toe)、土岐麻子、DJみそしるとMCごはん【WOWOWぷらすと】 - YouTube
おっさん二人のコメントに女性陣が引いてるけど...笑
なるほど。
出演してる四人は全員タレントじゃなくて一般人らしいです。
あと、山㟢さんが番組の間を考えなさがすごい。こういう音楽作る人感あるなぁ。
また聴くか:4
趣味に合うか:3
おもしろいか:2
ライブ狂ってます。DAX × lute:toe「エソテリック / Esoteric」
----------
Rhye - Blood
低血圧&セクシー
緩急が程良くてずっと聴ける
普通に生活してる中で
ストリングスがやたら感動的なやつとか
やたら音クリアでアゲアゲなものとか
聴きたくなくないですか...?
皆そんなに音楽聴かないのかもしれないけど
#1 Wasteの
キックとクラップが遠くまで響いてる感じ
(キックは心臓の音にも聴こえてくる)
シンセのファーーー音
ボーカルの淡さ
全部が混ざって良い空気が漂ってきます。
大きめの音で流してると部屋がRhyeの空気になる。まじで。
この音楽を7人編成で演奏してるところ
(楽器を弾いてない人が静かに立ってる空気感がある事)
もなんかいい。
また聴くか:5
趣味に合うか:5
おもしろいか:1
ボーカルは男性です。よくShadeと比較されてた。
【旧譜】Frank Ocean, Sean Lennon
旧譜の感想を書くコーナー
----------
Frank Ocean - Blonde
二年遅れくらいでなんとなくわかったというか
R&Bたくさん聴いてたら耳が追いついてきたというか
リリース当初のハイプがきつくて受け付けなかったのもあるけど最近聴いてます。
2016年は新譜聴くのがすごい楽しい年だったけど
(Anderson .Paak, Solange, Geotic, Mndsgn, Bibio, James Blake等々々々)
当時のメモには歌い回しが好きじゃない、って書いてて笑いました。
注目されてる人みたいで、いろんなコラムが上がってくるので今後も楽しみ。
再発見感:3
趣味に合うか:3
おもしろいか:2
2013年に1stアルバムでグラミー受賞
----------
Seab Lennon - Friendly Fire
三年ぶりくらいにふと思い出して聴いたんだけど良い。
良すぎてこの曲弾けるようになりました。
言わずと知れたJohn Lennonの息子。
発音がわかりやすい。声が落ち着く。
#4までは変な世界観あるけど
#5から聴きやすい曲が連なってていつもそこから聴いてます。
これもすごい好きだな~
再発見感:5
趣味に合うか:4
おもしろいか:0
The GOASTTでオノヨーコ由来の悪趣味っぷりを発揮してる
神様がこんな声だったらいいと思う
Red House Painters - songs for a blue guitar
最初になんて書き出せばいいかわからないくらい、、思い入れのアルバムです。
Mark Kozelekの声が本当に好きで、見出しにも書いたけど
神様の声がこんな声だったらいいのにと思うくらいです。
Mark Kozelekのソロプロジェクト
サッドコアとか言われてる
超カリスマinアメリカ
くるりが元ネタにしてる曲があるらしい
#1 Have You Forgotten
この動画ではじめて知りました。
オフィシャルなもののではないけど、このホームビデオの雰囲気が曲に染み付いてます。
どはまりした頃多分漠然と寂しかったんだろうなー
歩いてる時とか
疲れてる時とかには
淡々として落ち着いてるこういう曲が聴きたくなるよね。
後半に入ってくる優しいギターの音が好き。
Have you forgotten how to love yorself
#2 Song for a Blue Guitar
雰囲気が#1と一緒で、この曲もすごい好きです。
ノスタルジックなスイッチが入る曲とかアルバム、
皆さまあるだろうと思うけど、僕にとっては完全にこれです。
In the room all I feel is the cold that you left
Through the air all I see is your face full of blame
#3 Make Like Paper
打って変わって歪んだギター。
アホ長いソロがあって最初は飛ばしてた曲なんだけど
今では一番愛おしいというか
ギターをかき鳴らすことが自分の感情を全部吐き出す行為で、人には言えないけど全部受け止めてもらえる、あーー!!
みたいな感覚で弾いてるソロだこれは!!(バンド経験者には伝わってください)
っていう感じがして、難なく12分聴けます。
悲しい歌詞。
Way back, back then
I considered you my best friend
But the last time I saw you
I knew I'd never see you again
もう会えない人を思って歌っている曲のようです。
Mark Kozelekが住んでた地名も出てくるし
歌い出しがNYで過ごしたハロウィンの日・・・
みたいな感じで
歌詞が具体的に展開されていくところから、その日の情景が頭の中にありありと残ってる印象を受ける。
繰り返されているフレーズは以下
Leaves are turning brown
All over the ground
Leaves make like paper
Make like paper sounds
木々は色を変えて
枯れ葉は地面に広がったまま
紙がこすれるように風に音をたてる
僕がイメージしたのは映画なんかで見るアメリカの墓地で、
青々とした新緑が秋になった風景です。もっと枯れた葉かもしれない。切ない。
Leaves are turning brown
All over the ground
Leaves make like paper
Make like paper sounds
#4 Priest Alley Song
アルペジオが素敵。練習したなー
後半少し盛り上がるけど物悲しいままで終わります。
Still in my hand I feel the sting
And the sounds of bells ring
And the memory of your face
Never washes away
With the current leaving
手には刺すような痛みが残っていて
ベルの音がまだ聞こえてくる
僕は一人になったけど
君の顔が離れないんだ
#5 Trailways
こちらもアルペジオ曲。
後半入ってくるフィードバックのレイヤーが綺麗。
幻想的な綺麗さではなくて、空気が澄んでいる早朝みたいな綺麗。
この記事書きながら歌詞を読み込んでるんだけどなんとも言えない
雰囲気でわかってたけど(あえて読んでこなかったけど)
悲し気な話ばっかり
But you were my friend
At the turn of my life's events
I felt weak in the hold of your soul
And your blood red eyes even more
But the feelings that stay with you now
Get lost over time somehow
#6 I Feel The Rain Fall
そこそこ明るい曲がやっときた。
けど歌詞は悶々としてます。
#7 Long Distance Runaround
プログレバンドYesの歌詞を借りた曲。
曲調の違いにびっくり。アルバムで一番ロックな曲かも。
彼が歌うと何でも深まるというか、諦念混じりになるマジック。
#8 All Mixed Up
こちらもThe Carsという曲のアレンジ。
原曲はQueenみたいなコーラスが入ってたり80'sなクラシックロックですが
こっちは正にオルタナアレンジという感じで
コーラスには歪んだギターがぶち込まれてます。
ちなみに曲名のall mixed upは
もうめちゃくちゃだ、とかそういう意味のようです。(f**ked upとかもそう)
She said leave it to me
Everything will be alright
#9 Revelation Big Sur
アコースティックな曲。ソロやアレンジに聴きいっちゃいます。
声を張り上げるところがいくつかあってハッとするというか
うーん切ない。
You don't see anything
Through all your worries and the worst in people
You're the builder of your own high temple
And that's the magic of your mind
You're the reason that I'm down
But you're the promise that I've found
And you're all that I've got
Who's the meanest, who's a genius, who's mine
#10 Silly Love Songs
一発目のギターから重々しい。
元曲はまさかのPaul McCartneyで普通にポップソングでした。
ロックの有名所をいじった曲が三つも入ってて
アレンジの練習してたのかなとか思えてきます。けど全部好き。
当時契約してた4ADが#3とこの曲の冗長ソロがあるならリリースできないと言ったらしいけど、まぁ納得の暗さ。
このアルバムをうちからリリースしなかったのは大きな間違いだった、と4AD創設者が言ったとか言わなかったっとか。(Wikipediaでcitation neededになってる)
こんな重々しいI love youはなかなか聞けないと思う。
#11 Another Song for a Blue Guitar
最後の曲。
アルバムを作っていた頃の描写らしきものが歌詞にあって
だらだらと思いつきみたいなギターが続くアウトロ
曲にしたからと言って
So I played her a song but the timing was wrong
Poor choices of chords and the words were forced
And the one thing that I found as I gazed at the sea
Was that she lost all hope, all hope in me
彼女に曲を聴かせてみたけど、もう遅かった
曲は上手くいかないし、歌詞も不自然な気がするんだ
海を眺めているときにわかったのは
彼女が失望してしまったことだけ
歌詞読み倒していったら結構重たい内容だったけど
僕は雰囲気が好きで、誰かを思ってとかじゃなくたくさん聴きました。
こんな長くてだらだらした文章読む人いるのか・・・
ちなみに歌詞は全部拙訳です。
もし読んでくれた方がいたらありがとうございます。
是非聴いてください。
【ライブ動画】USの国営放送すごい!
National Public Radio略してNPR。
ライブ企画の名前はTiny Deskで
ラジオ局内の小さなスペースに旬なミュージシャンがガンガン出ます。
Tiny Deskの良いところ
・MCがフランクで楽しそう、雰囲気良すぎ
・話題の新譜を出した人がすぐ出演
・小さな音でのライブ(うまさが際立つ気がする)
NPRを見て大好きになってしまった人がこちら。
Anderson .Paak & The Free Nationals
見た目いかつすぎる。ユダヤ人っぽい。
ドラムかっこよすぎ。
声のワイルドさの割りにドラムとラップが手堅くてギャップにやられる・・・
もう、笑顔が眩しいっす。
一番好きな曲が#2 Heart Don't Stand Chanceで
大きい音もいいけど、この編成の方が100倍セクシーに響きますね
イントロ後にずらしの効いたリズムになっていくところ最高なので絶対見てほしい...!
See, I be catchin' you starin', be careful
The idle mind is a dangerous place to be left in
But keep your eyes on me
Yeah, your heart don't stand a chance
(もう君は俺から目を離せない、みたいな意味)
一回止めてからのこのリリックでのキメ...痺れる...
見る度にやにやしちゃうんだなーこれは
#3 Put Me Thru前に
「これお前の元カノの曲だよな?」
っていうギターいじりをしてる雰囲気も非常に微笑ましい
#4 Suedeは彼が売れるきっかけになった曲で
基本的にはバンド編成でやってない貴重な演奏。
ラップって音源で合いの手的な声を重ねたり
人の声が横から入ってきたり
ハッ!とかイェア!とか多いんですけど
リンクの数秒後で観客がその合いの手をやってくれてるのを聞いて(True StoryとYes Lawd!を小声で言ってる)
Anderson .Paakがにやけるところ...
Tiny Deskならでは、って感じで本当に素敵だ~~~
そこから演奏止めさせて(黒人がHold onとかStopとかいってバンドでよくやる)
きれきれのラップかましてくるというね。かっこよすぎる。
ライブ中に指示出して、予定調和じゃないキメを作ってくるところはバンドでラップをやる醍醐味なのかもな~と思ったりします。
Tiny Deskの良さが出た最高のライブでした。
読んでくれてありがとう!
Miles Kane, Okay Kaya
新譜の感想を書くコーナー
----------
Miles Kane - Coup De Grace
Come closerって曲を参考に曲作ったり
ドライブで流したりしたたりと、思い入れのあるMiles Kaneの新譜。
UK歌謡ロック!って感じのアルバムを二枚残してるけど、それが2011年と2013年か...!
時間経ったなぁ。かなり聴いてたなぁ。
最近はAcrtic MonkeysのAlex Turnerと組んで
The Last Shadow Puppetsやってたけど
劇場感?ダンディズムがあざと過ぎ?みたいなところで全然ぴんとこず・・・
(UKでのライブは普通に盛り上がっててびっくり)
好青年だったのに、がっつり舵を切ってらっしゃって・・・
その雰囲気を引きずってないかと心配してたけど、これです。
思いっきりのいいロックで嬉しかった!潔い!ぶれないなぁ!
大味のロックバラードもやっててなんかとても嬉しい。
最近はロックを聴くテンションじゃないのでリピートはしない気がするけど、
旧友が元気そうで何より!って感じでした。
勝手にAlexと比較してしまいがちだけど、Milesには男気というか律儀さをすごく感じる。
なぜか。
また聴くか:1
趣味に合うか:4
おもしろいか:1
一番好きな曲のライブこれ。最高。Miles Kane - Come Closer at Glastonbury 2013 - YouTube
----------
Okay Kaya - Both
ギターで弾き語りしてそうな声だけど、全体として音が少なくてびっくりしました。歌い方はちょっとねばっこい感じ。
意図的なのかってくらいキャッチーさもなく。
小鳥と仲良くしないタイプの大木って感じでした。PVこわい。
たまに声のエフェクトだったりで捻ってくるけど、もう一声!
また聴くか:0.5
趣味に合うか:2
おもしろいか:1
歌い方とか雰囲気からUKかなと思ったけどブルックリン