2018ベストアルバム

 

f:id:carpaccio-tt:20181225164633j:image

 

聴きやすいであろう順に紹介していきます。

以下、ジャケにはYoutubeのリンク、アーティストとアルバム名にはSpotifyのリンクありです。

 

 

 

 

OLD DAYS TAILOR - OLD DAYS TAILOR

フォーク、素敵な歌心。

こんなに素敵な歌声があったでしょうか。。。
夏頃に毎朝聴いてました。
優しい気持ちになります。

この界隈の方々全然知らないので以下、引用。

 

暖かみのある歌声で暮らしの中の詩を奏でるシンガーソングライター・笹倉慎介
当時から広く「純音楽楽団」と称され、解散後の現在も様々なアーティストのサポートやプロデュース、ソロ活動を行う、森は生きているの岡田拓郎谷口雄増村和彦
細野晴臣や星野源などをはじめとする多くのアーティストのサポート・ベーシストとして活躍中の伊賀航
2018年3月にリリースした最新アルバム『魔法』が各所で話題沸騰中のシンガーソングライター・優河。楽曲のなかに新たな息吹を吹き込むコーラス・濱口ちな
彼らひとりひとりがもつ豊かな音楽センスが交じり合い奏でる楽曲の数々は、全ての人の心にそっと寄り添い、いつかの景色を残していく。
古き良きアメリカンテイストでありつつも、懐古趣味なフォーキー・ポップとは一味も二味も違う、2010年代のノスタルジア。

 

フォークは皆の心にあるんだなと思いました。(薄い感想)
本当に素敵です。

 

 

 

 

boygenius - boygenius EP

リリースを知った時、今年で一番興奮しました。この三人が一緒に組むのか!!!!!っていう。

インディーのシンガーソングライター追ってる人ならこの内の誰かは知ってるであろう、大活躍中の三人がレーベルメイトとして仲良くなり、二曲ずつ担当して作り上げたEP。

 

Julien Bakerファンなので#4 Stay Downがベストトラック。他の曲も全部良いです(Lucy Ducasの”You said how are you? I said I don' know”っていう歌詞はキラーフレーズ)

 

それぞれソロでも輝いてるんですけど、エゴのないハーモニーが聴きどころです。

 

 

 

 

 

Rhye - Blood

前にこの記事で書いたアルバムですが、とても良い。
美しくてすこし冷たい、ジャケの雰囲気がダイレクトに出てます。
緊張感があったり、滑らかになったり。
一貫した雰囲気の中でもバリエーションがあるアルバムです。

 

こういう低血圧な音楽ってライブだと雰囲気にあまり入り込めないかなーって思う事多いんですけど、Rhyeはライブ仕様のアレンジが完成されてて、しっかり盛り上げたり、各パートの見せ場があったりでかなり良かったです。

 

画像に貼ったリンクはTiny Deskのライブです。
今年一番見たライブ映像かも。是非。

 

 

 

 

 

中村佳穂 - AINOU

音楽好きの後輩が「今結構話題なってますよ~」って感じで教えてくれて、聴いたらかなり良かった。やっぱり人から教えてもらって音楽聴くのはいいですねー

 

序盤のポップスや、画像にリンクを貼った弾き語りもとってもいいんですが、

#8 get back、インタビューでも挙げてたJames Blake近辺の音を練り上げたみたいだなとか最初思いましたが、全然それじゃ言い切れないくらい面白い。シンセの揺れとレイヤーが本当にかっけー。あえて引き合いに出すならD.A.N.とか。"名前を呼んで"からの入りとか最高っす。

 

#9 アイアム主人公、パーカッシブなドライブ感からふわっと浮くようなサビのコーラス。シンセ音もやばいですねー。アイアーム主人公!!!

あたりが特に好きでした。すげぇ。

 

とりあえず、SPACE SHOWER MUSICの人聴いとけば自分が好きなタイプの日本人に出会えることがまた証明されてしまいましたねー。

インタビューで知ってる名前がたくさん出てきてすごいおもしろかった!

 

 

 

 

R+R=NOW - Collagivaly Speaking

ジャズです。
溢れる愛はここに記したので読んで欲しいんですけど、ここ数年の一大潮流を作ってきた実力派の大集合です。 

ジャズのおすすめ聞かれたらこれ教えてました。

多分求めてるジャズではなかったと思うけど。。。

 

 

 

 

cero - POLY LIFE MULTI SOUL

 ネオソウルあたりのグルーブを追求していた前作のObscure Rideが抜群に良くて、とっても期待していた今作!

 

もともと多彩だったリズムのアプローチにさらに磨きがかかってます。
音色や雰囲気、ボーカルの歌いまわしは一癖あって、先住民みたいな気持ちで、うきうき踊ったり酔ったりしてる感じ。
どこで読んだか忘れたんですけど、ボサノヴァとか、日本のカフェでお洒落BGM扱いされてる中南米の音楽ってガチのダンスミュージックなんだよ、っていうのがよくわかる。気がする。

 

異世界の事を歌ってるかのような歌詞がいい意味で頭に入ってこないのもお気に入りです。なぜか今年のお掃除アルバムにしてました。

 

 

 

 

Tempalay - なんて素晴らしき世界

ここで書いてますが今年一番おもしろかったバンドものかも。

 

SONIC WAVEがラジオでたまたま流れてきて、誰だこんな音でやってる奴は!ってなりまして正に衝撃でした。

サイケな音色が好きな人は間違いないはず。

 

 

 

 

 Die Lit [Explicit]

Playboi Carti - Die Lit

Yeahって言いまくるもごもごラップ。

 

前に書いた記事があるので大体の事はこの記事を読んでください。
聴くからに見るからに、教育的には良くなさそう。

画像にリンク貼ったイントロのトラックのシンセの音、一発であがる。ぜひ。

 

 

 

 

Blood Orange - Negro Swan

二作前のCupid Deluxからはまって、Carley Rae Jepsenへのプロデュースやら、他アーティストとの交流関係まで、かなり追っているBlood Orangeの新譜、とても楽しみにしてました。

 

あくが強くて一貫したスタイル持ってる人なので、最近音楽で刺激足りないなっていう人は是非!アルバム単位で繰り返し聴いて欲しい。じわじわ癖になります。

サウンド以上にこのアルバムのコンセプトが印象的で
以下、本人のコメント。

 

「僕自身や様々なタイプの黒人の憂鬱を探索すること、黒人という存在を隅々まで正直に見ること、そしてクィアや有色人種の人たちの、絶え間ない不安が僕の新しいアルバムのテーマだ。
幼少期のころや現代のトラウマの記憶を遡ったり、それを乗り越えるために僕たちがすること。”希望”というアイデアや、僕たちが他者を暗闇から救い出せるかもしれない、と考えて灯そうとする明かりが、このアルバムの各楽曲の根底にあるものなんだ。」

 

歌詞読んでるとわかるんですが、本当にこの言葉の通りです。
タイトルのNegro Swanは”みにくいアヒルの子”的な意味です。ネグロイド(黒人)の白鳥。いじめられて、差別されてきた人の悲しみと諦めがジャケの人物からもひしひしと伝わってくるようでなんとも悲しい。。。

 

とってもいい解説がありました。これを読むとアルバムの深みがわかりますので興味ある方はどうぞ。

 

 

 

 

番外編

今年新譜100枚は聴けたと思うので、入れなかったけどとても気に入ってる方々を雑なジャンル分けと共に挙げてます。
ただの備忘録ですが、名前の印象だけで適当に聴いてみるのも楽しいはず。

 

ラップ

 

かっこいい(邦)

 

さすがのクオリティ(洋) 

 

王道の方々

 

トラックもの

 

お洒落~

あんまりわからなかったけど聴いていきたい枠

聴きたいけど聴けてない枠

宇多田ヒカル