Tirzah, Cam Maclean
新譜の感想を書くコーナー
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Tirzah - Devotion
Sharon Van Ettenがインスタで紹介してたので聴いてみたんですけど、こういうの流行ってる?
この前書いたOkay Kayaと近い感じで
・音数少ない
・キャッチーさない
っていう事くらいしか思いつかないんだけど...
テンポが遅くて、シリアスな声の女性ボーカルは怨念感じちゃうというか、ちょっとホラーっぽく聴こえちゃいますね。
雑に言えばJames Blakeの影響下って感じがしないでもないけど、もうこの手の音楽には驚かないぞ!っていう時代になってるんじゃないのか。
黒人の歌い回しに慣れちゃっててあんまり響かないっすねぇ...
#4 Holding Onかっこいい。けどこういうテンションの曲はこれだけ。
ホワイトノイズみたいなのが効いててキックの音がおもしろい。
この無機質さというか、ぺたっとしたリズム感覚はどこから来るんですかねー
と思ってググったら出てきたレビュー。
http://www.ele-king.net/review/album/006472/
なるほどアーサー・ラッセルなのか...
ここ数年追ってるBlood OrangeやKindnessもよく口にするアーサー・ラッセル先輩。
まだ良さがわからない...
上の記事でオルタナR&Bとの絡みも書かれてるけど全然感じ取れなかったなー。強い歌い回しがあるからこそ音数の少なさが生きる(SolangeのA Seat at the TableとかJames Blakeがまさに)んであって、このアルバムでは歌と音の相乗効果って全然生まれてないんじゃないかとか思いました。
とりあえず、アーサー・ラッセルがわかるようになるのが楽しみです。
また聴くか:1
趣味に合うか:1
おもしろいか:1
TwitterではFrank Ocean, serpentwithfeetとかと比較されてる
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Cam Maclean - Wait for Love
全体的に音が柔らかくて、聴き心地良いので気に入ってます。
サイケポップ的な音なんだけど、意外と縦ノリな感じが強くておもしろい。
サイケポップ界隈(Connan Mockasinとか?モントリオールらへん?)
って、ポカポカ陽気orだらっとお酒飲みながら聴くイメージなんだけど
お酒飲みながら聴くにはテンポ速いし強いというか...
TOPSの人とやってるVesuvio Soloをパッと聴いたけど、似たような感じ。むしろソロで出す必要あった...?って気もするくらい似てる。
どちらもビートルズみたいなメロディが入ってきたりでおもしろいなぁ。
とりあえずジャケが気に入ってます!
また聴くか:3
趣味に合うか:4
おもしろいか:2
ソフトロックとも言われてるっぽい